連休終盤、田植えの準備。
籾まき、は、稲の籾(もみ=タネ)をまく作業。苗代(田のうち、稲の苗を育てるところ)に籾をまいて、苗を育てます。その苗を取って、田植えをすることになります。
籾まきにもいくつかやり方はあるらしく、田植えを機械でやる関係で、決まった大きさのトレイの上に籾をまくのが大半です。ほかに、手植えのために苗代に直接もみをまくやりかたもあるようです。
籾 まきも機械化が進んでおり、トレイにロックウールのマットを入れ、播種機に通すと灌水して籾をまいて覆土をかけて出てきます。人間は機械にトレイを投入し たり、取り出したり、籾や覆土が切れないように面倒見たり、という作業だけで済むようになりました。以前は、マットの代わりに床土を使っていました。こ の、土をまんべんなく入れる作業だけで一日かかったものでした。マットは土より軽いし、作業も楽になるのでずいぶん助かっています。
播種が終わったトレイは、苗代に並べていきます。泥の中を歩いて、整斉と並べていきます。きっちり並べたあとに、骨組みをして、雨や鳥にイタズラされないようにビニールでトンネルをかけていきます。
普 段は会社勤めをしていて、日光にもあたらないし、ペンより重いものは持たないし、で、不健康な生活をしています。農繁期にこうして手伝いをして、陽に当 たって身体を動かすことも大事ですね。今年の作業はあと半日、今日(5日)は夕方から天気が崩れそうなので、なんとか午前中に終わらせないと。では、いっ てきますー
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コメント
素朴な疑問で恐縮ですが…
ロックウールはその後どうなっちゃうんですかねぇ?
床土代わりに使っているということは、まさかそのまま田んぼに?
どの段階でロックウールを「抜く」のでしょうか?
稲は…母方の祖父母宅(クルマで30分くらい)前に田んぼが広がってますけど、農家の親類がいないのでやったことないです。
昨年、子どもの教育を兼ねてベランダでバケツを使って稲を植えてみた程度です(一応収穫できましたが…)。
投稿: flipper | 2007年5月 5日 (土) 16:45
ロックウールの育苗マットはこんなイメージです。
http://www.rwa.gr.jp/product/agriculture.html
http://www.nittobo.co.jp/kw/saibai_rf/index.html
ロックウールはアスベストとは異なり無害、水田作土と似た組成、水田の容積から比べてわずかな量、という認識です。
バケツで育苗は、取り組まれている小学校がありますね。
いつも食べているお米のできるまでを知るのはいい経験をされたのだと思います。
投稿: いーちゃん | 2007年5月 6日 (日) 00:37
ご紹介いただいた日東紡のHPでだいたい理解できました。
1)実際に機械で田植えをするときに、苗の根がロックウールに絡みついて抜けないのではないのか
2)そうだとすると、ロックウールごと水田に植え込むのだろうか
3)↑だとすると、ロックウールってそんなに「切断」しやすいものなのか
等など、素朴な疑問が…
水草育成をしているので、購入してくるときはロックウールにくるまれていることも多く、ロックウール自体がどんなものかは存じていたのですけど、まさか土壌改良剤にもなるとは思いもよりませんでした。
有難うございました。
投稿: flipper | 2007年5月 6日 (日) 10:34
flipperさん:
そうですね。田植えのときは、田植え機が苗を4~5本ずつ、ロックウールごと、採って植えていくイメージですね。
ガラスのような人工繊維なので、よく石綿=アスベストと間違えそうになりますが、アスベストと違ってロックウールは無害とのことです。
これを使うようになって、籾まきの仕事がずいぶん楽になりました。
投稿: いーちゃん | 2007年5月 6日 (日) 14:29