Transcend SDHCカード 8GB (Class6)が発売されています。
上海問屋のメールマガジンで知ったのですが、大容量、高速なSDHCカード(トランセンド SDHC 8GB Class6 TS4GSDHC6)が発売されていました。先日掲載した「記録メディア転送速度テスト【トランセンド TS2GSD150】」の記事で評価した結果、今の時点では上海問屋オリジナルの4GB SDHC Class6を購入しました。「上海問屋オリジナル SDHCカード 4GB Class6 が届いた。」ではパッケージの裏にSDH8C6と記載がありましたので、8GB Class6 の登場は予想はしていましたが。
SDHCカードの大容量化、高速化はどこまで続くのでしょうか。そもそもSDHCの規格では、1枚のカードに32GBまで集積できるそうです。そう考えると、8GBはまだ発展途上ともいえます。もちろん、書き込み性能と値ごろ感によっては購入してもいいかなと思います。
書き込み性能の目安としては、現行所持しているトランセンド SD 2GB x150、上海問屋オリジナルSDHC 6GB Class6より遅いものは使いたくありません。目安としては、Nikon D80 で撮影して、
- RAW+JPEG FINE Sで記録して、24枚 / 30秒程度
- RAWで記録して場合、31枚 / 30秒程度
より速ければ文句はありません。このあたりが D80 のJPEG変換性能の限界のように思いますし。どなたか計測されないでしょうかね。デジカメwatchさんとか。
値ごろ感としては、
- 昨年12月に購入したSD 2GB x150 は 2,700円/GB程度
- 3/1に購入したSDHC 4GB Class6 は 1,624円/GB程度
- 今回のSDHC 8GB Class6 は 1,749円/GB程度(上海問屋)
と、GB単価を比較すると、今の時点で4GB Class6にすでに近いです。これまでの値段の下がる傾向から、秋くらいに900円/GB程度にならないか期待してしまいます。
じゃ、私の撮影スタイルから言って、ほんとに8GB要るの?というところですが、先日のTDRでは結局200枚程度を撮影しただけで、4GBで十分でした。ですが、カードの容量が増えたら、撮影スタイルも変わるかもしれません。EVブラケットとかにも挑戦してみたいですし。あるいは、デジタルカメラより、動画をSDに撮るような機器で有効かもしれません。
大容量で安くなる、って、ありがたいですよね。買い時を間違えないようにしなければいけませんね。
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コメント
メルマガ、私もチェックしてました(笑
同じトコ注目してますネェ・・・
単純な速度比較では、Class6であってもSDHC<高速SDという図式は今のトコ変わらなそうですが、カードではなくBODY側のボトルネックによって実動作速度が変わらないのなら、大容量の方がメリットありますもんね・・・。
反面、そんなにたくさん撮ると、RAW撮影をしている自分的には現像がメンドウですし、JPEG派の方だって整理が厳しいことになりそう(苦笑
最終的な保存場所であるHDD/DVDの容量も喰いそうだし・・・いろいろ悩ましいですね。
個人的には・・・大容量SDHCは動画撮影用(デジタルビデオ)を中心として普及していきそうな気がしてます。もっとも、デジカメ用としたって、フォトストレージの代替で十分魅力的ではあるんですけど。
それにしても、フラッシュメモリの下落って凄いですね。ここのトコ、安くSDを購入してメリットを享受している反面、D70売却に伴い処分したCF2GBは昨年のGWに1万弱で購入→先日3千円チョイで売却と相成りました(苦笑
投稿: flipper | 2007年4月26日 (木) 11:37
flipperさん:
BODY側のボトルネックについて。RAW+JPEG FINE S で計測したときと、RAW+JPEG FINE L で計測したときのベンチマークにあまり差がなかったので、そう感じました。記録モードをJPEG FINE SとJPEG FINE Lとで比べたらよくわかるかもしれません。記録時間に差がでなかったら、BODYの変換性能の限界ということですし。
私はRAW+JPEG派ですが、HDDがすぐいっぱいになって困りものです。HGSTの320GBか400GBか500GBを増設しようかな。500GBがまだ16Kくらい?すると思いますけど、これが10Kくらいになったら追加しようかな。
フラッシュメモリ、どこまで安くなるんでしょうねー
投稿: いーちゃん | 2007年4月26日 (木) 13:44
私はD70からの癖でRAWオンリー運用になってます。D70ではRAW+JPEGのJPEG画質はBasicしか選択できませんでしたから。
D80ではその点が改良されたものの、容量を喰うので結局RAWオンリーになってます。
いろんな観点からBodyの性能をみる必要があるのかもしれませんが、結局のトコ、いかに自分が快適に使えるのか…に尽きると思うので、自分の使い方にあわせたテスト内容に落ち着いちゃうんですよね(笑
自分なら、RAWで何連写できるのかとか、RAWでバッファフル→開放までの「おしおきタイム」がどの程度か なんていうのが一番大事なので、それ以外には(自分が使わないから)興味の度合いが低かったりします(苦笑
HDDはSeagate派なんですよ>自分 今は320GBを使ってます。
ほぼ2年おきに買い換えてますが、メインPCでは20→40→120→320GBといった感じで、順調に容量が増えてきてます(笑
投稿: flipper | 2007年4月26日 (木) 22:37
ベンチマークへの興味については同意ですねぇ。
やっぱり自分の使うシーンをイメージしておくことって大事だと思います。そうでないとC/Pのよくないモノに投資してしまうかもしれませんし。
HDDは何故か(笑)HGST派です。技術的な理由はありません。しいて言えば、IBMの頃からずっと使っていた、最近安い、というのが理由でしょうかね。
HDDの拡張はよく似た感じですね。ここ10年くらいで、4GB、8GB、15GB、40GB、80GB、250GB、もいっちょ250GB、ってな感じで増殖していってます。15年くらい前に最初に買った外付HDDがたしか170MBだったから、今や2000倍くらいの容量あるんですねぇ。。
投稿: いーちゃん | 2007年4月27日 (金) 01:38